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ザ・リッツ・カールトン大阪のサステナビリティ

私たちは、リッツカールトンフィロソフィーに基づきこれまで取り組んできた地域社会に貢献するためのコミュニティ・フットプリント活動をさらに高めるとともに、「持続可能な社会」の実現に向けて、SDGs(持続可能な開発目標)の取組みを推進することにより、社会的責任を果たし、より一層ブランド価値の向上に努めてまいります。

コミュニティ・フットプリント活動(地域社会貢献活動)

ザ・リッツ・カールトン大阪では、「さまざまなプログラムを通じて地域社会に積極的に貢献し、環境保護に努める」というリッツ・カールトンの精神に則り、恵まれない子供たちの幸福、貧困と飢餓の撲滅、環境保全を目的として、開業以来、以下の活動に積極的に取り組んでいます。

環境改善活動~KES(京都環境マネジメントシステムスタンダード)に基づく取組み~

当ホテルでは、2010年以降、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の基本コンセプトに沿ったKES(京都環境マネジメントシステムスタンダード)のステップ1を取得し、環境に配慮した取組み行っており、現在では、以下の4つのテーマを目標に掲げ、それらの達成に向けて取り組んでいます。

※カッコ内は目標

  • 電力使用量の削減 <前年比△1%削減>
  • コピー用紙削減 <前年比△3%削減>
  • 生物多様性に基づく緑化活動
    • 植樹 <年2回実施>
    • 近隣清掃 <年12回実施>
  • ペットボトルキャップ回収再資源化によるポリオワクチン資金の寄付 <前年と同個数収集>

SDGs達成への取組み
当ホテルでは、6つのテーマを重要目標として捉え、その達成に向けて取り組んでいきます。

(1)安全・安心の追求

<食の安全・安心に関する対策の推進>
毎月開催する社内の委員会を通じて、「食」の安全に対するホテル全体の意識を向上させるとともに、メニュー作成・表示に関するプロセスの周知・徹底、外部専門家による景品表示法、食品衛生に関する従業員教育を行うことで、実効性を高める取組みを推進しています。
<災害発生時の適切な対応>
災害発生に備え、定期的に防災訓練を実施しているほか、災害の発生により帰宅困難となったゲストの対応に関しても、受入体制の整備や計画的な訓練の実施により、円滑に対応できるよう取り組んでいます。

(2)豊かなまちづくり

<地域社会との関係強化>
コミュニティフットプリント活動を通じた地域社会への貢献活動の推進に加え、阪急阪神ホールディングス㈱グループが推進する「阪急阪神ゆめまちチャレンジ隊」への参加により、地域社会との関係強化に努めています。

(3)未来へつながる暮らしの提案

<多様な価値観に応え、快適さや感動を生むサービスの提案>
外国人ゲストをはじめとする宿泊ゲスト向けの文化や芸術やアウトドアスポーツなどに関する体験型プログラム=アクティビティの充実化を図ることで、ゲストの満足度及びホテルの魅力向上に取り組んでいます。
※現在提供しているアクティビティ…ホテル館内のアートツアー、ホテル周辺ランニング、中之島ウォーキングツアー、折り紙レッスンなど

(4)一人ひとりの活躍

<ダイバーシティの推進>
開業以来、リッツカールトンフィロソフィーに基づき、国籍、人種、性別等を問わず、多様な視座を持つ人材の採用・登用しており、女性活躍推進(女性管理職比率、女性新規採用者比率の向上など)や障がい者雇用の促進などにも取り組み、様々なニーズに柔軟に対応できる職場づくりを実践しています。

<レコグニション>
ゲストや従業員のために部門を超えて多大な協力を行った従業員に対して感謝の意を示したカードでその功績を認め合う「ファースト・クラス・カード」の運用を行っています。また、四半期に一度、各部署からノミネートされた従業員の中から5名を「ファイブ・スター」として表彰し、その中から年間で特に優秀な成果を上げた従業員5名を年間ファイブ・スターとして選出しています。従業員に対するレコグニションの推進により、従業員のモチベーション向上を図るとともに、職務成果の更なる飛躍につなげる取組みを行っています。

(5)環境保全の推進

<CO2排出量の削減>
KES(京都環境マネジメントシステムスタンダード)に基づく環境改善活動の継続実施により省エネをさらに推進していくほか、ホテル館内のLED照明への切り替えを進めることなどにより、CO2排出量の削減に取り組んでいます。

<プラスチック入り客室アメニティの使用重量削減>
2022年4月より施行された「プラスチック資源循環促進法」に基づき、客室アメニティの提供に際し、プラスチックを含む製品から代替素材を使用した製品に順次切り替えていくことで、プラスチックの排出量を削減し、環境に配慮した取組みを推進してまいります。

(6)ガバナンスの充実

<リスクマネジメント体制の整備>
外部専門家の知見も活用し、ホテル運営上発生するリスクを適切にコントロールすることで、リスクの現実化を未然に防止し、またリスクが現実化した際には、損失の最小化に努めています。

<コンプライアンスの徹底>
全従業員を対象にした全体会議で定期的にコンプライアンス教育を実施し、継続的にコンプライアンスの遵守に対する意識向上を図るとともに、社内に専用のコンプライアンス相談窓口を設置し、問題に真摯に向き合い解決していく体制を整備しています。