A busy city street

ご旅行の計画

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活気あふれる港に高くそびえる超高層ビル、お香の香りが漂う道教寺院、英国式アフタヌーンサービス。香港が「アジアの世界都市」という称号を獲得しているのは当然です。そのような多様性がある街に出かけるときの荷作りは簡単ではありません。以下では、香港でのご滞在に必要なものをご紹介します。

A large living area with a dining space and large windows
A large living area with a dining space and large windows
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持ち物

香港の文化では贈り物が重要な役割を果たします。ちょっとした手土産をいくつか用意して、世話役や仕事関係者に好印象を与えましょう。コーヒーや紅茶、地元のお菓子などのお土産は、相手のおもてなしに対する感謝の気持ちを伝えるうえで効果的です。

ご出張

アジアの金融の中心である香港は、アジアの他の都市に比べて明らかにフォーマルです。気候は温暖ですが、ビジネスの場面では保守的なビジネスウェアが求められます。

 

  • 香港のビジネスマンにとっては仕立てのよい紺色のスーツが基本です。会議室の外でも、ほとんどのレストランやクラブでジャケットとネクタイの着用が求められます。

  • 女性は夏でも濃い色のスカートとヒールが標準的です。

  • 名刺は十分に用意しておきましょう。名刺を渡さないと、この人は自分と親しくなりたくないのかと思われるかもしれません。
街歩き

ネオンライトが輝く旺角から静けさに包まれた九龍公園まで、香港には訪れるべきスポットがたくさんあります。必要なアイテムをカバンに詰めて、街の魅力を発見しに出かけましょう。

 

  • 軽量で通気性のよい服をお持ちください。外は蒸し暑いかもしれませんが、冷房の効いた屋内は寒くなることがあります。

  • 傘を常にバッグに入れておくと便利です。香港の雨は突然降ることが多く、予測不可能です。

  • 靴を選ぶときは、スタイルよりも快適さを重視してください。香港は石畳や坂道が多いため、フラットなサンダルやスニーカーが最適です。
日帰り旅行

香港の郊外には、白砂のビーチや神聖なスポットがあります。都会の喧騒から逃れ、この地域の驚くべき自然の景観をたっぷりとお楽しみください。

 

  • 香港で最も美しい4つのビーチがある西貢に行くときは水着をお持ちください。

  • ランタオ島の大仏見学で268段の階段を上るようなときは楽な服装で出かけたいものですが、多くの観光スポットは信仰の場所でもあるため控えめな服装が賢明です。

  • お子様連れの場合は、重いジャケットではなく、コンパクトなレインウェア数着を収納できるスペースを空けておきましょう。
仕切り壁で区切られたベッドルームとリビングエリア
仕切り壁で区切られたベッドルームとリビングエリア
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ご予約について

香港には、この地域で最高級のレストラン、最高級のスパ、ワールドクラスのゴルフがあります。この街一番の魅力を見逃さないよう、こちらはぜひ事前にご予約ください。

香港半島の活気あふれる広東文化により、この街は一流の食の都として発展してきました。絶景を望む洗練されたレストランから小さな麺専門店まで、どあらゆる方にご満足いただける飲食店があります。贅沢なお食事を楽しむなら、ザ・リッツ・カールトンの超高層階に位置するレストラン「Tin Lung Heen」をぜひご予約ください。このレストランでは、街の明かりを背景に、シェフのポール・ラウ・ピン・ルイによる伝統的な広東料理をご提供しています。もっとカジュアルでにぎやかに食事を楽しみたい方には、香港で一番のフォーを出す店と評判のベトナム料理レストラン「ChomChom」を予約することをおすすめします。

香港には見どころがたくさんあるので、一度や二度は休憩を取りたくなることでしょう。当ホテルの116階にあるザ・リッツ・カールトン スパでは、これまでにないラグジュアリーなスパ体験をお楽しみいただけます。忙しい一日を過ごした後のリラックスタイムには、温めたラヴァシェルを使って筋肉の疲れを癒すラヴァシェルボディトリートメントや、フェイスラインを引き締め、小じわを目立たなくさせるYリフトインテンシブフェイシャルがおすすめです。または、屋内のインフィニティプールで眼下に広がるビクトリアハーバーの絶景を眺めながら、ゆったりとお過ごしください。

香港といえば、何といっても活気あふれる都会のカルチャーシーンで有名ですが、郊外で楽しめるアクティビティも豊富です。香港最大の離島であり、有名な大仏や宝蓮禅寺があるランタオ島では、伝統的な村や手付かずのビーチの散策をお楽しみください。この地域でトップクラスのシェフの足跡をたどり、中国とポルトガルの文化が融合するマカオに向かいましょう。石畳の村コロアンには、グルメな方に人気のオープンエアのレストランがあります。

ロイヤル香港ゴルフクラブは100年以上の歴史がありますが、香港がゴルフを楽しむ旅先としての地位を確立したのはつい最近のことです。実際のチャンピオンシップのようなハンディキャップをテストするなら、9ホールの2つの対照的なコースがあるクリアウォーターベイゴルフ&カントリークラブに向かいましょう。もう少し難易度の低いコースがご希望なら、滘西洲島にあり、香港でも有数のパブリックコースのひとつとされるジョッキークラブのノースコースでのラウンドを思い切りお楽しみください。

Night View from The Ritz-Carlton Suite
Night View from The Ritz-Carlton Suite
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旅程

香港は歴史と文化が融合するダイナミックな都市です。緑豊かな景色を背景に、近代的な超高層ビルが建ち並んでいます。ここでご紹介するユニークな3通りの旅程を参考に、国際都市香港の風景や音をお楽しみください。

最高の週末

数多くの有名シェフ、世界屈指のエキサイティングなアートシーン、ニューヨークに匹敵するショッピングシーンなど、アジア有数の国際都市である香港で見つからないものはほとんどありません。さらに、香港は700万人以上が暮らす街であるにもかかわらず、リラックスできる空間が無数にあります。香港の約40パーセントは開発から守られているため、それほど遠くに行かなくても素晴らしい景色を目にすることができます。

Skyline View

午前

朝のひと泳ぎ。活気あふれるこの街の規模を簡単に把握するには、ザ・リッツ・カールトン香港での早朝のスイミングがおすすめです。118階にある屋内インフィニティプールは世界一の高さ。この場所から香港の摩天楼や山々を眺めることができます。

 

昼下がりに

香港で最高のアートを鑑賞。1983年にオープンしたHanart TZ Galleryは、地元のアートシーンの草分けとして、中国全土の多数のアーティストを売り出し、国際的なアートの世界で注目を集める存在になりました。

ガゴシアンを見学。アメリカの画商ラリー・ガゴシアンが香港にオープンさせたギャラリーは、由緒あるペダービルにある明るい光に満ちたスペースです。このギャラリーには、インド系英国人の彫刻家アニッシュ・カプーアから抽象画家サイ・トゥオンブリーまで、あらゆる芸術家の作品が展示されています。

 

午後

ハリウッドロードを散策。香港の伝統とモダンが同居するハリウッドロードは話題のショッピングエリア。この近辺には、今なお古くからのアンティークショップが数多く軒を連ねています。ぜひ訪れたいのは、一番歴史がある「Honeychurch」です。スーツケースに入れやすいお土産物や明治時代の家具を販売しています。

PMQを満喫。PMQは、かつて警察宿舎だった建物を利用した18,300㎡のショッピングモールです。現在は、陶磁器店や高級ブティック、アートギャラリーが入っています。飲食店もあり、ビーフタルタルや中華麺、水出しコーヒー、練乳アイスクリームなど、あらゆる味覚を楽しむことができます。

庭園でリラックス。雑踏から徒歩数分の場所にあるBlake Garden/卜公花園は、都会にいることを思わず忘れそうになる小さな都市公園です。地元の人々が太極拳をしたり、バスケットボールをしたり、並木道を静かに散歩したりしています。

 

新鮮な魚介類を堪能。「Neighborhood」は、香港出身のシェフ、デイビッド・ライ (黎子安) の緻密な技から生み出される料理を味わえるレストランとして、巷で話題のお店です。アラン・デュカスのもとで働いていた彼は、地元の市場で仕入れたとびきり新鮮な魚介類を使ったフレンチを提供しています。

カクテルを片手にリラックス。香港は、世界中のバーテンダーがカクテルを楽しむために集う聖地です。彼らが最初に訪れるのは、ソフトな照明の「J. Boroski Mixology」です。洗練された格子柄の革の天井が美しいこのバーでは、カットしたばかりの氷にバーントオレンジとタイムを注いだネグローニを楽しむことができます。

午前

香港で最高の景色を堪能。ビクトリアピークの眼下に広がるパノラマビューの絵葉書を見かけたことがある方もいるはずです。ケーブルカーで頂上まで登ると、水路、華やかな高層ビル、草深い山々という、思わず見とれるような眺めが広がっています。

 

昼下がりに

野生動物とカンフー。広さ33エーカーの九龍公園には、珍しい鳥を見られる百鳥苑、泳いでリフレッシュできるプール、手入れの行き届いた庭園、蓮池のそばでのピクニックなど、家族で数時間楽しめるアクティビティがたくさんあります。日曜日には、カンフーの動きを披露するパフォーマーを見に行きましょう。

香港の軽食を味わう。大坑の周辺には、さまざまな名物料理を提供する屋台が点在しています。気取らない雰囲気の「Beng Kee/炳記」に直行し、どこかほっとする味のサテビーフヌードルやクリーミーな香港式ミルクティーを味わってみてください。

香港最古の寺院を拝観。文武廟の中に足を踏み入れると、赤や金の装飾品、お香の温かな香り、広東の文武の神を祀る壮大な祭壇が出迎えてくれます。

 

午後

ひと休み。香港には見どころが多いので、何回か休憩を取りたくなるでしょう。当ホテルのラヴァシェルボディトリートメントをぜひご予約ください。温めた貝殻とアロマオイルで筋肉の疲れを癒やします。

 

美食のひとときを堪能。新しくオープンした「Rhoda」では、山盛りのトリュフを乗せたアスパラガス、黒ビールを使ったスモーキーな風味のバンズ、ビネガーをたっぷり使って酸味をきかせたチキンウィングなど、素晴らしい料理の数々を楽しめます。

賑わう香港の魅力。日没後の九龍では、ナイトマーケットのネオンライトで明るく照らされた尖沙咀を素通りすることはほぼ不可能です。熱気に包まれた屋台では、食品や家庭用品などが売られています。毎晩8時頃から行われるレーザーショー、シンフォニーオブライツも必見です。

グルメツアー

香港はまさにグルメ天国です。エネルギーあふれる香港の街を歩いていると、昼夜を問わず地元の人々が食事をしている姿を見かけます。この街の本当の美味しさを知るには、コシのある麺料理、熱々の肉まんや幾層にも重なる点心を提供する老舗と、次世代の香港料理を担う新進気鋭のレストランの両方を体験するのがおすすめです。その合間には、洗練されたドリンクを片手に、香港で今熱狂を巻き起こしているカクテルシーンに触れてみてください。

The Ritz-Carlton Spa, Hong Kong Afternoon Tea at Club Lounge

午前

焼きたてのペストリー。創業1942年、小さな店構えの「Kee Tsui Cake Shop/奇趣餅家」は中国伝統の焼き菓子専門店です。甘い小豆あん入りのサクサクのペストリーを焼きたての状態でお試しください。

カフェインを補給。どこにでもあるチェーンのコーヒーショップではなく、「Maison」のテイクアウトドリンクで一日を始めませんか。スタイリッシュなこのカフェでは、濃厚なベトナムコーヒーやアイスブレンドの抹茶、創作的なアイスティーを提供しています。

 

昼下がりに

体験型博物館をじっくり見学。香港最大の私立博物館、Liang Yi Museum/兩依藏博物館を見学してカロリーを燃焼しましょう。広さ1,860㎡の中に紫檀製のテーブルや緻密な装飾が施された化粧台などが並び、中国の骨董の宝庫となっています。何より、コレクションの作品に触れたり座ったりできるとても珍しい博物館です。

世界最高峰の点心。冷凍の点心を仕入れている飲茶店が多い中、老舗「Lin Heung/蓮香樓」では、シェフのウォン・カムシンとそのスタッフたちがエビ餃子やカスタードタルトを一つひとつ丹精込めて手作りしています。おそらく長い行列になりますが、待つ価値はあります。

 

午後

屋台料理を味わう。銅鑼湾の屋台では、お子様でも食べられるバター風味でサクサクのエッグワッフルから、伝統的なモツ料理までよりどりみどり。食べ尽くせるほどおなかが空いていなくても、カラフルな屋台が並ぶ風景を見るだけでも訪れる理由として十分です。

 

テイクアウトのドリンクはひとまず忘れて。姉妹で経営する「The Woods」は、季節感のあるダイニングをカクテルに応用しています。このバーでは、ヒラタケの大地香るマッシュルームバーボンなど、斬新なドリンクをぜひお試しください。

ベトナムに寄り道。香港は、世界中のバーテンダーがカクテルを楽しむために集う聖地です。彼らが最初に訪れるのは、ソフトな照明の「J. Boroski Mixology」です。洗練された格子柄の革の天井が美しいこのバーでは、カットしたばかりの氷にバーントオレンジとタイムを注いだネグローニを楽しむことができます。

午前

朝食は卵ばかりではありません。お粥は香港の朝食の定番メニューです。ネギや細切りの鶏肉を乗せて、ゴマ油をたらしていただきます。お粥を食べられる屋台はたくさんありますが、「Sang Kee Congee/生記粥品專家」の生姜の効いた品は特に味わい豊かです。

 

昼下がりに

荘厳な建造物を訪問。フェリーで大嶼島 (ランタオ島) に渡ったら、床がガラス張りのケーブルカーに乗ってゴンピンの町へ。そこには、202枚の銅片で造られた高さ34mの大仏が鎮座しています。見通しの良い日には、マカオからでも見えるほど大きな仏像です。

伝統的なベジタリアン料理。ベジタリアン料理は味気ない料理とは限りません。植物性食品への注目が高まる中、ザ・リッツ・カールトン香港の「The Lounge & Bar」でもオーガニックサラダバーやアルティメットヴィーガンバーガーをご提供しています。健康的で美味しいヴィーガンやベジタリアンのメニューは、食通のお客様にもご満足いただけるはずです。

 

午後

甘党も大満足。「Oddies」のパフェは、香港やInstagramで話題になっています。シンプルとは対照をなす贅沢なパフェで、フレッシュフルーツ、甘いソース、バナナキャラメリゼなどのさまざまなアイスクリーム、それに巨大なワッフルがテイクアウト用のカップに入っています。

エスカレーターで移動。セントラル地区の坂が多いエリアを移動するひとつの方法です。約800mにわたり、世界最大の屋根付きエスカレーターが続いています。好きな場所で降りて、バーやレストラン、ショッピングを楽しむこともできます。立ったままで約20分乗っていると、一番上に到着します。

 

ディナーの前の贅沢。 当ホテル内にある座席数7席の「Almas Caviar Bar」のシャンパンでディナーをスタートさせましょう。バーと同名の「アルマス ペルシカス」はカスピ海産の希少なキャビアです。こちらをブリニに乗せてお召し上がりください。

眺めのよいダイニング。当ホテルの102階にある広東料理レストラン「Tin Lung Heen/天龍軒」のポール・ラウ・ピン・ルイ (劉秉雷) は、ミシュラン2つ星を獲得しているシェフです。アワビの醤油漬け、蟹爪入りチャーハン、塩漬けラムのネギ添えなど、6コースのお任せメニューをご堪能ください。

香港のナイトライフを探険。眠らない街、香港。ライブ音楽と地ビールなら、ジャズやブルースの地元アーティストが演奏するムードあるライブハウス「Peel Fresco」へ。深夜に麺類が食べたくなったら、耀東街の屋台街に行ってみましょう。あるいは、夜10時以降に、風味豊かなドリアンのような珍しい果物が明け方まで売られている油麻地フルーツマーケットを訪れてみてください。

文化遺産

香港といえば5つ星のレストランや高級品のショッピングで有名ですが、この街の魅力はそれだけではありません。歴史と伝統が豊かなこの街では、文化的なルネサンスが拡大しており、アーティストやミュージシャン、起業家たちの新しい波が街に力強いエネルギーを与えています。香港のギャラリーや博物館、スピリチュアルなスポットに出かけてみましょう。

A dining room with large lighting fixtures overlooks a city through a wall of windows


自然を探索。一日のスタートに、アジアでも有数の都市型ハイキングコース、ドラゴンズバック (龍脊) にお出かけしませんか。都会の喧騒から少し離れた場所にあるこのトレイルからは、大潭や南シナ海の見事な眺望をお楽しみいただけます。

 

昼下がりに

外せない食事。ハイキングの後は、1926年創業の名店「Lin Heung Tea House/蓮香樓」の伝統的な点心でエネルギーをチャージ。バナナの葉で包んだちまきの中には、砂糖とピーナッツが詰まっています。

現代の宝物。「PMQ」では、厳選された雑貨が手に入ります。このオープンエアの多目的モールには、地元デザイナーや職人の店が100店以上入っています。かつて警察署として使われていた建物を利用したこのスペースでは、デザインフェア、ファッションのポップアップストア、美術展が定期的に開催されます。

 

午後

最高のプラムドリンク。ご出発前に「PMQ」内のレストランでドリンクはいかがですか。活気に満ちた雰囲気の「Sohofama」は、特製プラムサワーを飲むのに最高の場所です。

アートに注目。真っ暗闇の中にあるアートギャラリーを体験してみませんか。スティーブン・チャンが考案した「Empty Gallery」は、アバディーン・ハーバーにある広さ280㎡のマルチメディア空間です。光がない館内で神経を研ぎ澄ませてアートに集中できます。

 

ハーバーの象徴。ジャンク船と呼ばれる伝統的な赤い帆船に乗ってクルーズに出かけましょう。沈み行く夕日とスカイラインの明かりを眺めながら、シャンパンをお楽しみください。

絶品広東料理。 ザ・リッツ・カールトン内のミシュラン星付きレストラン「Tin Lung Heen/天龍軒」は、香港でも指折りの広東料理店です。シェフのお任せメニューで、他では味わえないダイニング体験をお楽しみください。

 

午前

大仏を拝観。天壇大仏は、この街の精神的なよりどころです。268段の階段の上に鎮座する高さ34mの銅像には、世界中の旅人が集まっています。

 

昼下がりに

神聖な空間。大仏の向かいにある宝蓮禅寺は、この地域で最も重要な仏殿のひとつとされています。僧院の精進料理店でのお食事や、緑豊かな庭園で過ごす静かなひとときをお楽しみください。

写真にもぴったり。大澳で写真の腕前に磨きをかけましょう。風情のある大澳の漁村には、蛋家 (たんか) 系の人々が住んでいます。ランタオ島の干潟の上に高床式の家を建てて暮らしてきた漁師のコミュニティです。鮮やかな色彩や活気あるコミュニティは、写真によく映えます。

 

午後

ティータイム。英国式アフタヌーンティーをお楽しみください。ザ・リッツ・カールトンの「Café 103」では、磨き上げたシルバートレイに盛りつけたモダンなペストリーやセイボリーをご提供しています。ビクトリアハーバーの広大な景色を隅々まで見渡すことができます。

 

オペラの一夜。建設は1930年、その後に改修された油麻地戲院では、中国の伝説と音楽と芝居を融合させた舞台芸術である広東オペラ (粤劇) の公演が毎週行われています。

夜景とカクテル。お休み前の一杯は、世界で最も高い場所にあるバーでどうぞ。世界貿易センター (環球貿易広場) の118階にある「Ozone」は、クリエイティブなカクテルと美味しいアジア風タパスが評判です。

午前

自然を味わう。ビクトリアパークを散策しましょう。いつでも、この都会の緑地は人間観察に最適です。朝に太極拳を練習している高齢者グループの姿や、都会の雑踏から逃れてひと息ついている地元の人々の姿を見ることができます。

朝食の習慣。朝は伝統的な朝食、お粥からスタート。香港では一般的な朝食です。カニ入りのお粥なら、「Sang Kee/生記」に向かいましょう。ただし、たいてい昼食どきまでには売り切れてしまうので、お早めに。

 

昼下がりに

香港の歴史。香港歴史博物館で、この地域の豊かな歴史に思いをめぐらせてみませんか。漢王朝の時代から大都会となった現代まで、さまざまな物語が紡がれた香港の歴史には、探求するだけの価値があります。

おやつの時間。「Lee Kung Kee/利強記」のエッグワッフルはいかがですか。いち早くミシュランの目にも留まった屋台のひとつである同店では、香港の国民的スイーツの中でもひときわ美味しい逸品が食べられます。

 

午後

伝統的なトリートメントでリラックス。東洋式トリートメントで癒やしのひとときをお楽しみください。ザ・リッツ・カールトンのスパで受けられる中国伝統のトリートメントでは、体の深部を指圧して、滞ったエネルギーを解放し、体のバランスを取り戻します。

 

思い出に残るディナー。活気あふれるレストラン「Bo Innovation/厨魔」で、創意に富んだ中国料理をお楽しみください。注目は、カニのスフレの鎮江香酢がけなどです。

乾杯! 特定のスピリッツにこだわりを持つラウンジで、夜を締めくくりましょう。地下にひっそりたたずむバー「Lof10」には、希少な日本産ウイスキーを求めてスコッチ愛好家が集まっています。